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つむじの周りがなんだか薄くなってきたな…と感じたら、もしかするとそれは「つむじはげ」かもしれません。実は、その症状は10代でも起こり得るのです。
つむじは普段鏡などで見る機会も少ないため、自分ではなかなか気づきにくい部位。ふとつむじを見た時に、予想外に薄くなっていて驚いた経験がある方も多いのではないでしょうか。
放っておくと症状が進行してしまう可能性が高いため、つむじの薄さに気がついたらすぐに生活習慣や頭皮ケアの改善を試みましょう。つむじは普段鏡などで見る機会も少ないため、自分ではなかなか気づきにくい部位。ふとつむじを見た時に、予想外に薄くなっていて驚いた経験がある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、10代の薄毛に多いつむじはげの原因と対策方法をご紹介します。
「つむじはげ」とは?
つむじはげとは、言葉通りつむじ周りの髪の量が大幅に減る薄毛の症状です。
頭頂部にあるつむじは、もともと髪の毛の空白地帯で、頭皮がむき出しの状態。10代でつむじが薄くなると、原因は「遺伝かな?」と思う方も多いかもしれませんが、実は原因はそれだけではありません。
男性ホルモンやストレス、生活習慣の乱れなどによっても引き起こされることもあるため、さまざまな視点から原因を探る必要があります。
つむじが薄くなる原因とは?
男性ホルモンの増加
男性ホルモンは、髪の毛の成長に大きな影響を及ぼす物質です。男性の顔にヒゲが生えてきたり、体毛が濃くなったりする現象は、男性ホルモンの働きによるもの。思春期を迎える中高生の体内では、男性ホルモンの分泌が最も活発となり、成長期特有の身体的変化となって表面化します。
しかし、男性ホルモンが活発に分泌され過ぎると、髪の毛の成長を抑えるという特徴があります。そのため、10代のつむじはげはこのような成長期特有の体の変化による場合も多いのです。
ダメージを受けやすい
つむじはもともと、髪の毛に守られていないむき出しの頭皮です。紫外線の影響を最も受けやすく、ダメージが蓄積しやすい部位といえます。また、カラーやパーマなど、刺激の強い薬剤を使用すると頭皮へのダメージは避けられません。10代とはいえ、カラーやパーマが習慣化している場合は、毛根が弱くなるため、髪の毛が抜けやすくなります。
血行不良
たとえ10代でも、頭皮が血行不良を起こせば髪の毛の成長は阻害されます。睡眠不足や偏った食生活、ホルモンバランスの乱れ、ストレス過多などの生活習慣によって血行不良が引き起こされる場合があります。
タンパク質やミネラル、アミノ酸などの毛髪を育てる栄養素は、血液によって毛母細胞へと運ばれるため、血行不良によって頭皮に悪影響を及ぼしやすくなるのです。
つむじの薄毛対策方法は?
規則正しい生活を送る
規則正しい生活習慣は、髪の毛だけでなく体の健康を保つ基本となります。「バランスの取れた食生活」「十分な睡眠」「適度な運動」を心掛ければ、体も健康になり、頭皮環境も改善するでしょう。
特に頭皮や髪の毛の成長には、食事や睡眠は重要なポイントとなります。そのため、健康な頭皮を維持するためにも、10代だからといって暴飲暴食や夜更かしはなるべく控えるようにしましょう。
頭皮を清潔に保つ
頭皮ケアの基本は、頭皮を清潔に保つということです。そのため、日々のシャンプーが重要となります。しかし、きれいにしたいからといってゴシゴシと頭皮を強くこするのは逆効果です。また、爪が伸びた状態でシャンプーすると毛根を傷付けてしまう恐れがあるため、定期的に爪はカットするようにしましょう。
頭皮マッサージ
毛細血管は頭皮に栄養素を運ぶ大切な器官です。その毛細血管の働きを高めるうえで効果的なものが、頭皮マッサージです。体の部位の中でも頭皮は比較的血流が良くないため、定期的に血管をほぐすマッサージを行うことをおすすめします。
シャンプーする時、あるいはその後に指の腹を使ってやさしくもみほぐすように行いましょう。
ストレスをためない
ストレスがたまると自律神経の働きが弱まってしまい、その状態が続くと頭皮にも健康にも悪影響を及ぼすこととなります。薄毛について悩み過ぎることもストレスにつながってしまいます。好きな音楽を聴いたり、映画を見たり、スポーツに集中したりなど、趣味を楽しむ時間を作り、ストレスを少しでも解消するよう心掛けましょう。
おわりに
今回は、10代の薄毛に多いつむじはげの原因と対策方法についてご紹介しました。10代でつむじが薄くなったからといって、悲観的になる必要はありません。生活習慣を改善したり、頭皮マッサージなどのケアを習慣化したりすることによって、薄くなったつむじ周りも再生する可能性があります。 ご紹介した対策方法を参考に、早速試してみてはいかがでしょうか。