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頭皮が日焼けしてしまうと、かゆみやフケ、パサつきなどさまざまな症状を引き起こします。頭皮トラブルをケアするには、日頃から予防・対策を意識することが大切です。
そこで今回は、頭皮の日焼けによる影響と、日焼け予防の方法についてご紹介します。
そこで今回は、頭皮の日焼けによる影響と、日焼け予防の方法についてご紹介します。
頭皮が日焼けすることによる影響
頭皮に紫外線が当たりすぎて日焼けしてしまうと、フケやかゆみなどの症状を引き起こします。かゆみやフケ
紫外線が当たると頭皮の水分が蒸発し、乾いてしまいます。わずかな刺激でもかゆみを感じたり、フケが発生したりしてしまうのです。色の変化、パサつき
紫外線でメラニン色素(髪の毛を黒くしている色素)が分解される上に、キューティクルが剥がれてしまい髪の毛が赤茶色になり、パサついてしまいます。薄毛、抜け毛
髪を作る毛母細胞は紫外線で傷つけられ、髪の毛が抜けるだけでなく髪そのものが作られなくなる可能性も考えられます。日焼けした際のケア方法
頭皮が日焼けした場合、日焼け後のケアが大切です。正しい対処法でないと頭皮にさらにダメージを与えてしまいます。正しい対処法を知り、頭皮の状態を正常に保ちましょう。冷やす
頭皮にヒリヒリとした痛みを感じる場合、シャワーで水をかけるか、氷水で濡らしたタオルを当ててください。水圧が強いと頭皮を傷つけてしまうので、シャワーの水圧はチョロチョロと出る程度にしましょう。痛みをそれほど感じない場合、頭皮に冷やしたタオルを当ててあげるだけでも問題ありません。冷やすことで、痛みだけでなくかゆみも収まります。ぬるま湯でシャンプー
シャンプーの温度に気を配ることも大切です。温度が高すぎると皮脂や角質細胞を必要以上に洗い流してしまい、低すぎると日焼け止めや整髪料を完全に流しきれません。38度~40度くらいのぬるま湯を目安にして洗いましょう。シャンプーはやさしく
日焼けした頭皮は少しの刺激でも傷つきやすいため、やさしく洗うことを心掛けましょう。洗うときは指の腹を使い、なでるようにやさしく洗ってください。ただし、頭皮がヒリヒリと痛む場合は、シャンプーの使用を控えることをおすすめします。保湿
頭皮も肌と同じように日焼けをすると乾燥するため、保湿をしっかりすることが大事です。保湿方法は、化粧水をコットンに含ませて頭皮につけ、時間を空けて乳液を薄く塗ります。乾燥しやすい方は、オイルを塗ってみても良いでしょう。日焼けの予防方法
紫外線に当たらないようにするためにも、頭皮の日焼けを予防しましょう。外だけでなく室内にいても紫外線は浴びてしまいます。髪の毛の分け目は変えてあげないと、頭皮の一部分だけ焼けてしまうため、髪の分け目は時折変えるようにしましょう。これだけでも、頭皮にかかる負担を軽減できます。
また、日差し防止アイテムとして、UVカット機能つきの帽子や日傘がおすすめです。帽子は頭部全体を覆ってくれるキャップタイプ、日傘は色の濃いものがベスト。帽子は長時間かぶっていると頭が蒸れてしまうので、通気性の良い帽子を選ぶか、もしくは長時間使用は避けましょう。
紫外線対策に有効な栄養素を食べるのも、頭皮の日焼け予防対策になります。以下の栄養素が含まれているものを積極的に摂取してください。- ビタミンC
- β-カロテン
- ビタミンE
- ビタミンB2
おわりに
頭皮が焼けると薄毛・抜け毛の原因になってしまいます。日焼けした際はアフターケアを忘れないでください。また、アフターケアだけではなく、普段からシャンプーでの対策や日焼け予防に効果的な食生活を重視して、紫外線から頭皮を守りましょう。