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頭皮が硬くなると、抜け毛や頭痛といったトラブルを引き起こします。抜け毛が多いと感じたら、頭皮の硬さをセルフチェックしてみましょう。簡単な方法で頭皮のコンディションを判別できます。
今回は、頭皮が硬いと起きるトラブルの原因と硬さ改善の方法などについてご紹介します。
今回は、頭皮が硬いと起きるトラブルの原因と硬さ改善の方法などについてご紹介します。
5秒でできる頭皮の硬さチェック
まずは自分の頭皮の硬さを確認しましょう。頭皮の硬さ具合は手の硬さとの比較と、頭皮の色で確認可能です。手の硬さと比較
まず、頭皮の硬さを指先で押して確認しましょう。次に手をこぶしの状態に握り、手の甲を上にします。頭皮が硬いかどうかは、以下の部分の硬さと比べ判断してください。親指と人さし指の間の少し盛り上がっている部分と同じ硬さ
頭皮は柔らかい状態のため、何の問題もありません。手の甲の中心と同じ硬さ
普通の硬さです。しかし、生活習慣次第で硬くなる場合もあります。中指のつけ根の突起している関節部分と同じ硬さ
頭皮は硬い状態です。この状態が続けば、薄毛や抜け毛を引き起こすリスクが高まります。頭皮の色をチェック
頭皮は体の中で一番血液量が多く、毛細血管がたくさんある部分です。血液がたまってしまうと、頭皮の色が変わります。血液量は頭皮の色で確認できるため、以下のポイントで見分けてください。青白い
血液が十分行き渡っているため、平常な状態です。赤もしくは茶色
茶色に見える場合は血行が悪い状態のため、古い血が沈んでいます。ところどころ赤く見えている場合、炎症している可能性が高いといえます。黄色っぽい
毛細血管が圧迫されてしまい、血行の状態は良いとはいえません。頭皮が硬いことで起きるトラブルとは?
頭皮が硬い状態だと血行が悪くなるため、次のようなトラブルを引き起こしてしまいます。頭痛
血の巡りが悪くなり、緊張性頭痛(後頭部から首にかかる痛み)という頭痛を引き起こしてしまいます。首と肩のコリ
こちらも血の巡りの悪化が原因で起こる症状。頭皮の血行不良は、頭部を支える首や肩と無縁ではありません。抜け毛
血行が良くないと髪を作るために必要な栄養素が供給されません。そうなると、髪の健康状態も悪化します。頭皮が硬い場合の改善策
頭皮を柔らかくするには、普段からの生活習慣の改善が大切です。以下の対策を心掛けてください。血行を良くする
頭皮に栄養を行き届けるために、血行を良くすることがおすすめです。ゆっくり湯船につかって芯から温めたり、少し筋肉を動かしたりするだけでも血行を促進することができます。また、タバコは血行不良の原因になり、新鮮な酸素と栄養素を体のすみずみに届けにくくなるため、控えてください。ストレスをためない
ストレスがたまると血管が狭まり、ホルモンバランスが乱れます。少しでもストレスがたまらないように、ストレス発散できる趣味などを見つけましょう。ストレス解消法には、普段から良質な睡眠をとることがおすすめです。寝る前にブルーライトを発するもの(パソコン・スマートフォン)を見ると睡眠の質が下がります。睡眠の質を上げるために、寝る前の時間も大切にしてください。
食生活を整える
栄養バランスが偏った食事は血行不良につながります。血行に良い食べ物を積極的に取り入れることがポイントです。
また、水分が足りていないと、どろっとした血液になりやすくなります。普段から水分補給はこまめに行いましょう。特に寝ている間は多くの汗をかくため、寝る前と起きた直後にはコップ一杯分の水を飲む習慣をつけると血の巡りが良くなります。
おわりに
今回は、頭皮が硬いと起きるトラブルの原因と頭皮の硬さを和らげる方法についてご紹介しました。頭皮が硬すぎると首や肩のコリ・頭痛・抜け毛などのトラブルを引き起こす可能性があります。ご紹介したチェック方法で頭皮が硬いと感じた方は、生活習慣の改善に努めてみてはいかがでしょうか。