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A.ジッケピンとは、便利でオシャレな韓国発のヘアクリップのことです。
一般的に「バンスクリップ」と呼ばれる種類のヘアクリップと同じような特徴を持っています。
「집게핀」と書いて「ジッケピン」。
韓国女子のあいだでは定番のヘアアクセサリーが、なぜ今日本で最新のトレンドになっているのでしょうか?
ヘアクリップなら、日本でも以前から普段使いされており、目新しいヘアアクセサリーではありません。
なのに今ではインスタグラムなどのSNSを中心に日本でもジッケピン女子が急増しているといいます。
従来の「ヘアクリップ」と「ジッケピン」では何が違うのでしょうか。今回は話題のジッケピンについてご紹介します。
ヘアクリップにも種類がある
まずはヘアアクセサリーについておさらいしましょう。
日本で定番のヘアアクセサリーといえば、「ヘアゴム」や「ヘアピン」、「カチューシャ」などがあります。
このような大きな分類の一つに「ヘアクリップ」があります。
ただし「ヘアゴム」の中に「シュシュ」があるように、「ヘアクリップ」の中にもいくつかの種類があるのです。
ジッケピンはバンスクリップ
日本のヘアクリップには、「バレッタ」や「バナナクリップ」などさまざまな種類があります。
どれもクリップの形状で髪をはさむという点で共通しています。
そのうち「バンスクリップ」と呼ばれる種類のヘアクリップ。これがまさにジッケピンと同じ特徴を持っているのです。
バンスクリップ最大の特徴は簡単に髪をまとめられる点。大きなクリップなので開いたり閉じたりするのにも手間がかからず、髪をはさむ部分が左右対称でジグザグとした形状をしていて髪束をがっちりと固定することができます。
忙しい朝やちょっとした用事の際にも簡単に髪をまとめることができて便利です。
またバンスクリップはワニの口のような形状をしていることから通称「ワニクリップ」とも呼ばれています。
このような特徴が強いためか、従来の「バンスクリップ(ワニクリップ)」はオシャレさよりも使いやすさを重視していたのではないでしょうか。
そこで注目されたのが、韓国女子のあいだでは定番だったヘアアクセサリー「ジッケピン」。
形状としてはバンスクリップと同じワニ口のヘアクリップですが、オシャレな最新ヘアアクセサリーとして、日本でも新たなトレンドになっているのです。
ジッケピンの豊富なバリエーション
繰り返しになりますが、従来の日本のヘアクリップは使いやすさを重視していたためか、デザイン的にトレンド感のあるものは少なかったようです。
そのタイミングで、彗星の如く登場したのがジッケピン。
メタル素材からパールをあしらったものや、クリアカラーからマーブル模様のデザインまで、韓国発のジッケピンには素材やデザインに豊富なバリエーションがあります。
そうなると、新しいファッションや新しいヘアスタイルに敏感な日本の女子たちが「ジッケピン」に食いつかないわけがありません。
おわりに
ハーフアップやお団子、ポニーテールにしてジッケピンで留めたり、ジッケピンがあればヘアアレンジの幅は広がります。
便利なだけではなく、オシャレなのです。
また同じ髪型でもジッケピンの素材やデザインを変えれば雰囲気もがらっと変わるでしょう。
いくつかのジッケピンを使い分けながら、最新トレンドの韓国風ヘアを楽しんでみてはいかがでしょうか。