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「髪が細くなって分け目がさみしい」
「髪が薄くなってつむじ部分を見られたくない」
「髪が薄くなってつむじ部分を見られたくない」
上記のように薄毛に悩んでいるのは男性だけでなく、女性も同じです。
そこで今回は、「つむじや分け目をカバーするヘアテクニック」を7つ解説いたします。
今すぐできる方法もあるので、参考にしてみてください。
今すぐできる方法もあるので、参考にしてみてください。
より薄毛に見える原因
薄毛の原因は遺伝や老化、カラーやパーマ、紫外線による頭皮ダメージなど人それぞれです。
薄毛の原因にもよりますが、多くの場合は1度薄毛になってしまうと毛量を回復させるまでに長い時間を費やすことになるでしょう。
また、つむじや分け目部分の髪が薄く、細くなると地肌が見えることで、より薄毛に見えてしまいます。
さらに、白髪染めをしている方の場合は、生え際の白髪は地肌に近い色であるため、薄毛を目立たせてしまうでしょう。
つむじや分け目をぼかし、地肌や白髪を隠すことで髪がボリュームアップしたような雰囲気が作れます。
今すぐできる!髪をボリュームアップさせる方法
美容院へ行かずとも今すぐできる、ボリュームアップ方法をご紹介します。
いつものヘアセットに、少しだけ手を加えてみましょう。
いつものヘアセットに、少しだけ手を加えてみましょう。
1.分け目の割合を変える
まずは、髪の分け目の割合を変えてみましょう。
普段6:4の割合で分けている方は8:2にするなど、いつもと違う分け目にすることで、しっかり分かれていた分け目がふんわりとぼかされます。
また、分け目が変わることで紫外線による頭皮の負担の軽減にも効果的です。
乾かすときにドライヤーで新たな分け目のクセを作ってあげると、髪が流れやすくなり、分け目を作りやすくなるでしょう。
2.分け目を反対にする
普段は右に流していた方は、左流しに変更するなど、長年分けていた方と逆に分けることで、髪が反発してボリュームアップ効果が期待できます。
先述したように、濡れた髪をドライヤーで乾かしながら流れを作ることで、強い反発によって分け目が元の位置に戻ってしまうことを避けられるでしょう。
新たな分け目がしっかりつくようになった頃に再び分け目を変えることで、再度効果が得られます。
頭皮ダメージの軽減にも繋がるため、約2週間を目処に分け目を反対にしてみてください。
美容師さんにお任せ!レイヤーをいれる方法
続いて、ヘアスタイルを変更することで、髪のボリュームアップ効果が得られる方法です。
薄毛に悩む方は、髪にレイヤー(段)を入れることで、表面の髪が軽くなりふわっとしたスタイルを作りやすくなります。
また、頭の丸みを強調できるという効果もあるため、一度検討してみてはいかがでしょうか。
3.手ぐしで自然なスタイリングをする
代表するレイヤースタイルには、「ウルフカット」があります。
ウルフカットとは、レイヤーで作られた表面の髪をクシャッとしたり、持ち上げたりといったスタイリングをする髪型です。
ウルフカットのみならず、レイヤーが入る髪型は手ぐしでもフワッとスタイリングでき、出先でも簡単にセットできるようになるでしょう。
フワッとボリューミーに仕上げたい旨を担当の美容師さんに伝えてみてください。
プロがあなたに合った理想のスタイルに近づけてくれるでしょう。
4.カーラーを使ってふんわり仕上げる
レイヤーを入れた部分に大きめのカーラーを使うことで、ふんわりとしたスタイルが数時間持続します。
カーラーは2つほど用意し、頭の頂点につけることで分け目を自然にカバーしてくれるスタイルの出来上がりです。
ただし、長時間キープしたいからといって、スプレータイプのスタイリング剤を多く振りかけると、粒子の重さでふんわり感が損なわれてしまいます。
スプレーを上に向けて噴射し、落ちてきた粒子を間接的に髪につけることで、自然に仕上がります。
また、スタイリング剤はしっかり落とす必要があるため、使用する際は注意してください。
髪をボリュームアップさせるアイテムを使う
現在の髪型を生かした、ボリュームアップ方法をご紹介しましたが、「写真に残るからしっかりボリュームアップしたい」「今の髪の毛では満足いかない」という方は、髪をボリュームアップしたように見せてくれるヘアカバーアイテムを使用してみましょう。
以下で3つのアイテムをご紹介します。
5.白髪染めスプレーを使う
分け目やつむじ付近に白髪が多いと、薄毛が強調されてしまいます。
ご自身の髪色に合ったブラックやブラウンといった白髪染め用のヘアカラースプレーを使うことでカバーをすることが可能です。
なかなかリタッチができない方も、1本持っておくことで手軽に白髪を隠すことができます。
ただし、シャンプーで落ちるため効果は持続しても1日です。
使う際の注意点
簡単に生え際を隠す白髪染めスプレーですが、使う際には注意点もあります。
以下の3つの注意点を理解し、使用しましょう。
●服や顔につかないようにする
●スプレーの量をかけすぎない
●急な雨などでの色落ちに注意する
●スプレーの量をかけすぎない
●急な雨などでの色落ちに注意する
ブラックやブラウンといった濃い色のスプレーであるため、着ていく服やお化粧後の顔に付かないよう、肩にタオルをかけたりお化粧の前に使用するなど工夫が必要です。
また、スプレーは量が多いと髪の毛がギシギシ・パリパリになってしまい、不自然に見えてしまいます。
相談できる美容師さんがいる場合には一度スプレーを持参し、お手本を見せてもらい、コツを聞くのもおすすめです。
そして、白髪染めスプレーはシャンプーで落ちるのも魅力のひとつですが、急な雨や多湿の環境では色落ちし、服についてしまう可能性がある商品もあります。
心配な方は、雨でも落ちないと信頼のおけるウォータープルーフのものを選びましょう。
6.増毛パウダーを使う
増毛パウダーは、繊維状のパウダーを気になる分け目や生え際部分に塗布することで、パウダーが髪1本1本に付着し、ボリュームアップしたような仕上がりになるアイテム。
使い方は簡単で、パウダーを気になる部分の髪の根本に振りかけるだけです。
白髪染めスプレーと同様、普段のシャンプーで落とすことができるため、今すぐ取り入れることができます。
現在では多くの商品が登場しており、1本2,000〜5,000円ほどで購入可能です。
<増毛パウダーの選び方>
増毛パウダーといっても、種類が豊富にあるため、失敗のないように選び方を知りたいところ。
増毛パウダーといっても、種類が豊富にあるため、失敗のないように選び方を知りたいところ。
先述したように、増毛パウダーは髪1本1本に繊維状のパウダーが付着し、ボリュームアップさせます。
そのため、粒子が細かい方が自然にカバーすることができます。
選び方として、できるだけ粒子の細かいパウダーを選ぶことが1つのポイントです。
また、カラーバリエーションの多い商品であれば、自分に合った髪色と同じ色のものが見つかりやすいため、より自然にカバーすることが可能です。
そして、増毛パウダーは直接髪や頭皮に付けるため、頭皮に対して良い成分が使用されているものを選んだ方が安心です。
以下のような成分を配合している増毛パウダーがおすすめです。
●天然成分を使用しているもの
●アレルギーテスト済みのもの
●アレルギーテスト済みのもの
また、好みの香りだと毎朝使うときに気分が上がるので、香りもチェックしておくと良いかもしれません。
天然香料を使用しているものだと、香りが強すぎず使いやすいのでおすすめです。
増毛パウダーのなかには定着力を高めるためのスプレーを別で販売されているものもあります。
合わせて使用すると長時間自然なヘアスタイルを維持することができるので、合わせて使用するのが望ましいでしょう。
7.ヘアウィッグを使う
ヘアウィッグとは、髪を部分的にボリュームアップさせるアイテムです。
髪をボリュームアップしたい場合は、つむじや分け目にのせて毛量を増やします。
人毛100%を使用したウィッグを選ぶことで、不自然な光沢感やカールがなく、地毛に馴染むでしょう。
価格は、数千円から数万円するものまで幅広く存在しますが、あまりにも安すぎるものは地毛に馴染みづらいものが多いため、注意が必要です。
また、気軽に購入できる通販ですが、「思っていた色が違った!」ということも考えられるため、髪色に馴染み、自然なウィッグを求めている方は、店舗のあるお店で実際に見て選んでみてください。
ヘアカットやカラーリングの際は、使用しているウィッグについて美容師さんに伝えておくと、馴染みやすい髪型・髪色に整えてくれるでしょう。
ヘアテクを使いながら育毛で本来の髪を!
今回は、薄毛に悩む女性へ髪のボリュームアップにつながるヘアテクニックを7つご紹介しました。
分け目を変えるだけのセルフで取り入れられる方法から、プロの美容師さんに頼るレイヤースタイルなどさまざまな方法がありますが、「手間をかけたくない!」という方は一時的に髪のボリュームアップが叶うヘアカバーアイテムを使ってみるのもおすすめです。
ただし今回ご紹介した内容では、薄毛を根本から改善する方法ではありません。
育毛剤の使用や頭皮マッサージなどをして、本来の髪を育てることも大事にして、ヘアケアもしていきましょう。
監修者:セリカ
美容師免許取得後はアイリストとして都内で勤務。美容師として転身し、小さなお子さんから年配の方まで幅広い年代を担当し、現場感を鍛えた。
5年目に入ったタイミングで、第一子の育児を機に美容分野を専門としたWebライター/監修者として活動を開始。
マーケティング記事から美容専門記事まで幅広く対応している。