若い女性に人気沸騰!今人気のインカラ(インナーカラー)とは

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みなさんは「インカラ」とは何か知っていますか?
インナーカラーの略なのですが、若い女性を中心に現在人気沸騰中なのです。特にインスタグラムをはじめとする画像投稿がメインのSNSでは、若い女性たちがこぞって自らのインカラを披露しています。 時代に取り残されてしまわないように、「インカラ」とは何か理解しておきましょう!

インナーカラーとは

インカラ(インナーカラー)とは、髪の毛の内側にヘアカラーを入れることです。
基本的に髪の毛を染めるという行為は、「全体的にムラなく」が鉄則だったはずです。しかしながらインカラは部分的にトーンを変えるのです。しかも内側に、です。
たしかにひと昔前には「メッシュ」という部分的なヘアカラーが流行したこともありますが、あくまでも例外的な扱いでしたし、「大胆なイメチェン」を目的にしていたように思います。実際、全体的にメッシュを入れるとだいぶ目立ちますから。
つまり、白髪染めを除いて、かつてのヘアカラーは「あからさまな変化」を求めていたのだと振り返ることができそうです。
では、なぜ今、髪の内側にこっそりとカラーを入れるインカラが支持されているのでしょうか。はたしてインカラの何が新しいのでしょうか。

インカラが支持される理由

小説家の平野啓一郎氏は「分人主義」という新しい概念を勧めています。その主な内容は、現代ではこれまでの「個人」という単位では通用しなくなってきているので「分人」というさらに小さな単位を導入したほうがいい、というものです。
もっとわかりやすくいえば、「職場での私」と「友達の前での私」、「家族の前での私」は全部同じ私だけれど、どれも全然ちがう私ですよね。だから唯一絶対の個人などという幻想は時代遅れだということです。
さて、話は脱線したようで実はつながっています。なぜならインカラも分人と同じように、TPOに合わせてがらりと顔を変えることができるからです。
たとえば、お堅い職場なので派手な髪型はできないけれど、普段の私はファッションを楽しむことが大好きだという人がいたとします。このような人が自分らしさを優先して金パツやメッシュで出勤すれば、まちがいなく白い目で見られることでしょう。
ところがインカラであれば、髪の毛を下ろしていればほとんど目立ちません。にもかかわらず、普段着に合わせて髪の毛をアップにすればインカラのアクセントが効いて実にファッショナブルにも見えるのです。
このようにTPOに合わせて自由にアレンジが可能なので、インカラは現代人の生活とマッチして支持されているのだと考えられます。

人気のインナーカラー

インナーカラーにも人気の色やトレンドが出てきています。
ここで2020年現在、人気の高いインナーカラーをご紹介します。

グレージュ

グレーとベージュをかけ合わせたカラーがグレージュです。
透明感やツヤを増す効果が高いといわれているため女性に大人気のインナーカラーです。西洋人のようなヘアスタイルが好きな人はぜひおためしください。

ピンクパープル

ピンクとパープルをかけ合わせたカラーです。
髪の毛全体がこのカラーだとド派手な印象になってしまいますが、インナーカラーで部分的にカラーを入れることにより、キュートでありながらオトナの色気も醸し出るから不思議です。

ダークブルー

黒髪にとてもよく馴染みます。比較的暗い場所やオフィスの蛍光灯の下ではカラーが目立ちにくいので、厳しめの職場でも安心といえるかもしれません。
一方で、明るい太陽の下ではブルーが効いてカッコイイ女性へと様変わり。センス抜群のインナーカラーです。

まとめ

インカラが若い女性に支持を得ている理由はおわかりいただけましたか?
令和のトレンドはどのような系譜を辿ることになるのか、今から注視していきましょう。