【2024年度最新版】赤ちゃんの初めての髪(胎毛)を使った「ファーストカット」記念品・サービスまとめ

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赤ちゃんの髪のファーストカットは、家族にとって特別なイベントとして近年流行りつつあります。(2024年現在)
生まれて初めて髪をカットするタイミングは思い出に残る瞬間です。
この記事ではファーストカットのタイミング、準備、注意点、そしてその後の「思い出」として記念に残る保存方法について詳しく紹介します。

赤ちゃんの髪を初めて切る「ファーストカット」

近年、赤ちゃんの成長記念のひとつとして流行りつつあるのが「ファーストカット」。
ファーストカットとは、その名の通り「生まれて初めて」髪を切ることを指した呼称です。
初めてカットする髪には「胎毛(たいもう)」という、赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいた頃に生えていた部分が含まれます。 髪の本当の先端である「毛先」は、一生に一度の宝物です。
そんなお腹の中にいた頃から赤ちゃんを守ってくれていた「胎毛」をカットし、記念品として残しておく成長記録が流行っています。 赤ちゃんの思い出として感慨深い一品になることは間違いありません。

ファーストカットのタイミングは親次第

赤ちゃんの髪を初めてカットするタイミングは家庭によって異なりますが、1歳前後が一般的のようです。
生後6ヶ月から12ヶ月の間に髪が伸びて目にかかるようになったり、形を整えたいと感じたタイミングになることが多いようです。 また、地域や文化によっては特定の儀式や行事に合わせてカットすることもあります。

セルフでファーストカット

上記のアンケート調査によると、赤ちゃんのファーストカットは保護者の方がセルフで行うことが多いようです。
記念のイベントとして、父母だけではなく祖父母も混ぜて1カットずつはさみを入れて思い出作りも楽しむようですね。
しかしながら初めてのカットは、赤ちゃんにとっても大きなイベント。 安全に楽しく終えるためには事前の準備も重要です。

ファーストカットの事前準備

赤ちゃんにとって苦痛な時間とならないよう、以下のポイントを意識して事前の対策と準備を進めましょう。
1.リラックスした環境を整える
赤ちゃんが安心できるよう、普段から慣れている場所でカットを行うのが理想的です。 例えば自宅でお気に入りのおもちゃやお菓子を用意して、リラックスできる環境を整えましょう。
祖父母など普段触れ合わないゲストを呼ぶ際は、事前にリハーサルがてら触れ合う時間を確保しておくことで、ファーストカット当日も落ち着いて過ごすための一助となります。
2.よく切れるはさみなど適切な道具を用意
赤ちゃんの柔らかい髪に適した小さめのはさみを用意しましょう。 想定するヘアスタイルによってはバリカンなどが必要な場合もあるでしょう。
切れ味が鈍いと髪が引っかかって痛がることもあるので、しっかりと切れる物を選びましょう。 できれば100均などにあるエクステなどを使用して、事前に切れ味を確かめておくと安心です。
バリカンは音や振動に驚いてしまうこともあるので、セルフのファーストカットにはあまりおすすめできません。
3.タイミングを見計らう
お昼寝後や食事後など、赤ちゃんが機嫌の良いタイミングを選んで行うとスムーズです。 参加者の人数によっては想定以上にファーストカットに時間がかかってしまうこともあります。
毎日の中で赤ちゃんに負担のかからない時間を検討しましょう。

ファーストカットの注意点

セルフのファーストカットには、いくつかの注意点があります。 以下の点に注意しましょう。
1.安全第一
赤ちゃんは動きやすく、予想だにしないアクションが生じるのは常々。 カット中はしっかりと抱っこするか、動かないように他の大人にも協力してもらいましょう。
思わぬ動きによりけがをしないように、最低でも大人2人以上いるのが理想的です。
2.短時間で済ませる
赤ちゃんの集中力は短いため、カットは手早く行いましょう。 初めてのカットなので、あまり大幅にカットせず少し整える程度で十分でしょう。

美容室でファーストカット

赤ちゃんの髪のファーストカットは自宅同様、美容室でのファーストカットも人気があります。
ファーストカットを美容室で行う際のポイントについて解説します。

美容室でのファーストカットの魅力

美容室でのファーストカットには、セルフカットにはない多くのメリットがあります。
しかし、美容室によっては対応していない場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
1.プロフェッショナルな技術
美容師は髪を扱う経験が豊富で、適切な道具や技術を用いて、安全かつスムーズにカットを行ってくれます。
仕上がりがきれいで整った髪型を目指すなら美容室でのカットを検討しましょう。
2.特別な思い出作り
赤ちゃんのカットを取り扱う多くの美容室では、ファーストカットを特別なイベントとしており、写真撮影サービスや記念証を提供している場合もあります。
ファーストカットの瞬間を、より特別な記念として残すための選択肢として視野に入れてみてはいかがでしょうか。
赤ちゃんがリラックスできるよう楽しい装飾やおもちゃ、ビデオなどを用意しているところもあります。 カット中の不安や泣き出し対策まで用意されているので、よりスムーズにカットを進めることができます。

ファーストカットの胎毛を使用した記念品

赤ちゃんの成長として大切なイベントになりつつあるファーストカット。 ファーストカットに伴い、切った髪(胎毛)を記念品として形に残すことも流行っています。

赤ちゃん筆・胎毛筆

近年、ファーストカットで切った髪(胎毛)を使用した筆作りが人気です。 毛量や癖によりさまざまな形で残すことができます。
赤ちゃんのファーストカットで作った筆は「胎毛筆」と呼ばれ、赤ちゃんの健やかな成長を願う意味合いも込められています。
本物の筆のような形で仕上げるタイプもあれば、アクセサリーやキーホルダー感覚でおしゃれに仕上げている物など仕上がりはさまざまです。 髪の癖をそのまま活かした物もあれば、筆として整えて作成することもできます。
しっかりとした筆として作成したい場合には、ある程度の毛量が求められるでしょう。 赤ちゃんの髪の伸び方や毛量によりファーストカットのタイミングを検討する必要があります。

ファーストカットアート

赤ちゃんの髪の量や癖にかかわらず楽しめるのがファーストカットアートです。 最近ではインターネットなどでも手軽にアート作成セットを購入でき、セルフカットでも記念品を残すこともできます。
自宅でセルフで作れるタイプは比較的安価で購入できる製品も多く、お祝いなどにも人気のようです。
また、自分で手作りするのが不安な場合クリエイターさんに依頼して作成してもらうこともできます。 その場合、台紙に描かれている赤ちゃんも似顔絵として描かれることもあり、「世界に一つ」のファーストカットアートとしてより記念になりそうです。

メモリアルスタンド・ボトル

赤ちゃんのファーストカットで切った髪をインテリアとして残しておくこともできます。
商品により飾り方はさまざまですが、少しだけカットした毛先をインテリアの一部として楽しむことができます。
また、ボトルタイプのインテリアとして保管するタイプもあります。 ボトルタイプは赤ちゃんの毛量や長さにかかわらず自由にカットできるので、セルフで少ししかカットできなかった場合にもおすすめです。

保管ケース

ファーストカットをしたいけど、記念品にお悩みの場合はとりあえずの方法として保管ケースに保管しておくのも良いでしょう。
もちろんそのまま保管しておくこともできますし、ゆっくりと他の使用方法や記念品を思案することができます。 保管ケースには通気性の良い桐箱タイプがおすすめです。

まとめ

赤ちゃんのファーストカットは、家族にとって特別な瞬間。ファーストカット後の髪の保存方法や記念品も思い出として大切にされています。
ファーストカットを通じて赤ちゃんの成長を感じることができ、その瞬間を美しい形で残しておくことで家族の絆をさらに深めることができるでしょう。
美容室でのプロフェッショナルなカットや、セルフカットによる思い出作り、さらにはその後の髪を活用した記念品など、選択肢はさまざまです。 それぞれの家庭の希望に合わせて最適な方法でファーストカットを楽しみ、大切な思い出を残しましょう。
赤ちゃんの成長を祝う「ファーストカット」イベントが特別なものになりますよう、家族全員で楽しんで過ごしていただければと思います。